はじめに
こんにちは、Ariです。都内でも感染者数が急激に増えていますね。
家庭内感染で陽性者になってしまいましたので、今回は復帰までの体験をお話いたします。
感染した状況
先ほども記載いたしましたが、家庭内感染になります。
同居人が職場で濃厚接触者の疑いがあり、唾液検査の簡易PCRでは陰性でしたが翌日に発熱。
オンラインでの診療後、別会場の病院で実施されるPCR検査によって陽性者となりました。
このタイミングで私も濃厚接触者となり、お互いマスクをつけ換気もしながらの生活でしたが
1K2人暮らしなので接触は避けられず、3日遅れで発熱。
翌日のPCRで陽性反応がでました。
症状は?
私は深夜に発熱したものの、同居人が先に処方されていたカロナールを服用し翌朝には解熱。
その後2日間は定期的にカロナールを服用していましたが、発熱がなかったため
担当医と相談し服用を止めました。その他症状もなく、かなり軽度で済んだことになります。
一方、同居人は咳症状が治まらず、たびたびオンライン診療をしては処方箋をもらっておりました。
費用は?
こちらは病院にもよるかもしれませんが下記が請求されました。
・オンライン診療 2,300円
・カロナール10日分 740円(うち配送料100円)
・PCR検査 無料
オンライン診療のためにアプリを入れたり、クレジットカードの登録・認証手続きなど
熱が出ているときには煩雑に感じるかもしれません。
また同居人は上記のように咳が止まらず、咳止めの薬を服用後も改善がなかったのですが
診療するたびに診療費がかかるとのことで、担当医に連絡することも躊躇していました。
費用感は人により感じ方が違うかもしれませんが、保健所もなにかあれば担当医に連絡してくださいとのことなので安いオンライン診療があれば、先に調べておけばよかったと感じました。
保健所とのやりとり
電話がかかってくるイメージでしたが、スマホのメッセージに連絡がきます。
内容はHER-SYSへの登録とCOCOAへの登録です。
・HER-SYS
厚生労働省のコロナ感染者状況把握システム
・COCOA
新型コロナウイルス接触確認アプリ
HER-SYSには毎日、体温・酸素飽和度・症状の報告をします。
症状が軽いのもあったかと思いますが、療養明けのお知らせも含めてすべてメッセージで送信され
連絡がくることはありませんでした。
同居人は咳症状を記載したところ、相談センターから連絡がきて症状を細かく共有しておりました。
支援物資について
同居人の分が先に”置き配”で送られてきました。
中身はおかゆ、パスタなどの食料やポカリスエット、水など飲料水が段ボール2箱分にぎっしりと。
10日分を一気にということなのでしょうが、めちゃくちゃ重いです。
女性が一人で家の中に入れるのはかなり大変だと思います。
受け取る際のルールなのですが、電話で配達員より
”配達時に再度電話をするが、3回電話を取らなかったらキャンセル扱いになります。”
との連絡があります。
同居人が寝込んでいる分、元気な私が起きてました。
そして私の分が、2日後に連絡。
同居人と同じ分来るのかなと思いましたが、同居人のサイズの半分以下が1箱。
中身は飲料水2本にお米のパックでした。
先に配送された同居人のが2人分送られたのかなと思ったのですが、そんなこともなく
症状軽い人は外に買いにいけるからこそ、少なかったのだと思います。
買い物の抵抗感
同居人用に送付された物資は1人用だったので、私はそちらに手を付けず
2度ほどスーパーに行きました。
COCOAで陽性者として登録しているので
スーパーに来た人がCOCOAの接触履歴を取得すると、陽性者と同じ場所にいましたと記録がでてきます。
申し訳ないと思いながらも、サッと買い物して帰宅。
陽性者が買いに行くことを前提とした対応になっているよね、と自己肯定してました。
陽性者には一律の物資を送って10日間自宅待機のが発送する人も楽そうですよね。
自宅療養証明書を取得しよう
時間もあったので、家のなかのあれこれを整理してたところ
保険の契約書類を発掘。
何か使えるかなと思い担当に電話。
”入院できない現状から、自宅療養でも保険おります”とのことで
保険会社に自宅療養証明書を送付することになりました。
さっそく保健所に連絡
発熱の診断から2日後にPCRで陽性結果がでたのですが、療養期間の初日はいつになりますか?
コロナの陽性者と判明してからでお願いいたします。
ということは自宅待機期間は陽性と判明してから10日でしょうか
それは発症日から10日間となります。
PCR検査が遅れるほど、療養証明書の期間は短くなるということかな?と思いながら
間違ってたら訂正してくれるだろうと”発症日~療養期間終了のお知らせが来た日”までで申請しました!
※1ヵ月はかかるとのことで、結果わかり次第追記いたします。
傷病手当金の申請
同居人が申請していたので、私も勉強させてもらいました。
健康保険組合にもよるとは思いますが、協会けんぽに加入しているとのことで
下記の申請書を記入しておりました。
※記入例
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/honbu/g2/cat230/2201/k_shoute_guide2201.pdf
面白いなと思ったのが、3日間の待機期間について
”有給休暇、土日・祝日等の公休日”を含む
つまり、医師の診断が土曜日だった場合、月曜に有給とれば火曜からの欠勤に傷病手当がでるということですよね。
傷病手当金の支給額の目安は、給料(月給)の3分の2とのことですが
復帰まで(最長1年6ヵ月)土日も含めて計算されるので、ありがたい制度だなと感じました。
※コロナ禍ということで医師の証明欄が記入できない状況です。
同居人は下記の”療養状況申立書”を一緒に作成し、会社に申請しておりました
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/file/koronasyoute.pdf
おわりに
読んでいただきありがとうございました。
ブログを見ていただけたということは、ご自身や周りの方が陽性者となった方が多いと思います。
今回私が陽性者になって感じたことは、情報を的確に伝えるということです。
毎日のHER-SYSでの体調報告はもちろん、薬が合わない・体調の悪化など
まずはオンライン診療してもらった病院に連絡。
早朝・深夜の場合は、24時間の相談センターへ連絡。
※区によるかもしれませんが、案内がメッセージに届きます。
同居人のように体調が悪化しそうな方にはすぐに電話が来ます。
逆に私のように軽症な方はHER-SYSでの報告以外、不安からくる連絡は控え
必要な方に早急な対応ができる状況になればいいと思います。
ありがとうございました。